【薬学部の就活】自己PRが難しい!|わかる・書ける「自分の強み」

新卒の就活で自己PRを書いていて困るのが、PRポイントが見つからない問題。

「強みとか長所とか思い浮かばない。」
「強いて言えばこれは得意だけど…自分よりできる人なんてたくさんいるしな」

こんな風に、何を強みとし、どのように書けばよいかが分からず、
手が止まっていませんか?

特に新卒の場合、仕事の経験がないため、実績をアピールすることも難しく、
悩んでしまうことが多くあります。

しかし、PRできる強みは、実は誰でも持っています。
ただ、どんなものが強みとして使えるのか、強みをどうやって見つければよいのかが分からないため、
どうしても手が止まってしまうのです。

そこでこの記事では、就活の自己PRで伝える「強み」とは何なのかを明確にし、
それをどのように見つけ、どのように言葉にすれば自然に伝わるのかを解説していきます。

目次

新卒就活の自己PRポイント|誰もが必ず持っている「強み」の正体

自己PRが難しく感じてしまうあなたは、自分には人に誇れる「強み」なんかない、
と感じているかもしれません。

しかし、それは「強み」がないのではなく、見つけ方を知らないだけ。

まずはこの章で「強み」とは一体何なのか、どのように捉えればよいのかを知りましょう。

強みは性能ではなく性質|どれくらいできるかではなく何ができるか

本来、強みというのは誰しも必ず何かは持っています。しかし、自分が得意な事でも
「自分よりできる人はたくさんいる」と自信が持てない人も多いはず。

しかし、実はここに大きな勘違いがあります。
それは、就活においてPRすべき強みとは「性能」ではなく「性質」であるということ。

性能というのは「どれくらいできるか」、性質というのは「何ができるか」です。

例えば、勉強というジャンルでみると、自分は70点が取れるけど、友人は90点だった。
この場合、自分は友人に比べて得意ではない、と感じるのではないでしょうか。
これは性能の話です。

一方で、「絵が描ける」「英語が話せる」「逆立ちができる」というように、
できるかできないかで考えてみると、自分にもできることがいくつもあるはずです。
これが、性質です。

つまるところ、強みというのは、決して1位でなければならないものではなく、
集団の中でできない人もいるが、自分はできること。

くらいに考えれば良いのです。

それだけで、十分に強みになります。

よくある自己PR例の失敗|抽象的な強みはNG

就活の記事やハウツー本などの例では「コミュニケーション力」や「積極性」「粘り強さ」
といった形で語られるのをよく目にします。

しかし、そもそもこの形が「強み」というものをややこしくしている原因です。

例えば「コミュニケーション力」とは具体的にどんな力なのでしょうか。
・知らない人にも平気で話しかけられること?
・それとも異性との会話を盛り上げられること?
・はたまた、余計なひと言を言わないことでしょうか。
・もしかしたら、端的に言葉を放つことかもしれません。

このように一口に「コミュニケーション力」と言っても、
人や状況によって想像する力は大きく異なります。

就活においては、面接官との認識を如何に合わせていくかが重要です。

したがって、「〇〇力」「〇〇性」「〇〇さ」といった抽象的なワードは、むしろ最も避けるべき。
だからこそ、強みは「できること」で具体的に語る必要があるのです。

では、強みはどんな風に言い換えれば良いのでしょうか。
次の章では、実際にどのように見つけていくべきなのかをわかりやすく解説します。

新卒就活の自己PRは行動をもとに考える|強みを見つける具体的な方法

ここまで、自己PRに使う「強み」の考え方を解説してきました。
次にこの章では、自分の強みを見つける具体的な方法について解説していきます。

まずはどこを見れば強みが分かるのかという部分から見てみましょう。

強みは行動に表れる|できることから探す自分の強み

前の章で、強みというのは「なにができるか」であると説明しました。

すなわち、自分の強みは、自分が無意識にやっている行動の中にあります。

例えば、強みを「コミュニケーション力」だと感じていたのだとしたら、
人と会話をする中でコミュニケーションが好きだとか得意だと感じる出来事があったはず。

その出来事の中で、自分が自然にやっている行動に注目してみてください。
きっと人の役に立てたり、楽しいと感じる行動があったはずです。

そうした「行動」こそがあなたの強みに結びついているのです。

自分の強みの見つけ方|ポイントは他人への聞き方

では、自分の強みをどうやって見つけるのかというと、
やはり一番良いのは周りの人に聞くことです。

しかし、ここでもポイントが一つあります。それは、自分の良い部分だけでなく、
それをどの行動を見て感じたか、まで確認することです。

事例を用いて説明しましょう。

例えば、友人に自分の長所について聞いてみたら「気が利く」と返ってきたとします。
これだけでは、自己PRとしては弱いままです。

そこで「具体的にどこを見てそう思った?」と聞いてみましょう。

さらにこの返事として、例えば
「周り見ていつも先に動いて準備とかしてるよね。研究室の雑務も溜まってたらすぐ片付けてくれてるよね。」

などと言われたとします。
このエピソードがあると、ただ「気が利く人」ではなく、

・周りが気づく前に雑務をやっている→視野の広さ
・人より率先して動いてる→先回りして動くフットワークの軽さ
・人が嫌がってやらないことをする→責任感の強さ

といった長所がある人、ということがわかるというわけです。
つまり、強みは「言葉」ではなく「行動」から作られるということです。

就活における自分の強みは、行動をもとにここまで具体化するようにしましょう。

なおできる限り仲がいい人に聞くのがおすすめです。
仲が良い人ほど、普段の行動についてよく見ているはずですからね。
(嫌な行動をしていたら仲良くしていないはずなので)

薬学生必見の自己PR例|見つけた強みの落とし込み方

最後に、見つけた強みを自己PRの形に落とし込む方法を事例を交えて解説します。
せっかく見つけた強みも、面接官に伝わる形になっていなければ、評価には繋がりません。

まずはここまでを踏まえた事例から確認してみましょう。
なお、あくまでも事例であり、合格を保証するものではありません。

自己PR事例|ES用の文章と面接用の言葉で掲載

以下に自己PR例を示しましたので、是非自分が作ったものと見比べてみましょう。
いずれも同じ要素で、文章に書くVer.と言葉で伝えるVer.を掲載してみました。

例)ESに文章で載せるパターン

「視野を広く持ち、チームのサポートができること」を強みとしております。
この強みが最も発揮されるのは、集団で長期的なプロジェクトを行う時です。

研究室では、機器の片付けや資材の消毒、使い捨て実験器具の発注など様々な業務が発生します。
いずれも研究の作業ではありませんが、滞ると実験ができなくなってしまうため、
誰かが定期的に行う必要があります。

友人から、そうした作業をいつもやっている印象が強く助かっていると言葉を貰いました。
自身では、環境の整備が業務の遂行に大きく影響すると考えており、御社に入社した際にも
この経験を活かして、周囲のサポートを行うことで、チームの成果向上に繋げられると考えております。

例)面接で会話として話すパターン

はい、まずはひと言。
もし私がご縁あって入社できたら、オフィスの雑務お任せください!(笑)

就活に当たって、研究室の友人に「私のいいところはどこだと思う?」
と聞いて回りました。

そしたら、みんな口を揃えて、
「めっちゃ消毒とか発注とかやってくれるよね」とか
「気づいたら動いてくれてるし、サポート力すごいよね(笑)」
という風に言ってくれて、これが自分の強みなんだと、気づきました。

雑務自体は研究活動とは関係ないと思います。
だけど、雑務が溜まると研究そのものが滞る原因になります。
だからこそ、自分の手が空いたら、まずは雑務が溜まっていないか確認するように心がけています。

ご縁あって御社に入社した場合も、この心がけは忘れず、周囲のサポートを行っていくつもりです。
そうすることで、チームの成果向上に繋げられると考えております。

自己PR事例の解説|ポイントは惹き込み方

事例を見ていただきましたが、ご自身の作成した自己PRと比べていかがでしょうか。

ここで少しポイントを解説します。

①PRなので「強み」を伝えるだけでなく価値まで伝える

PR(Public Relations)というのは、もともと自社の活動や商品について理解や信頼を得るために行う、
発信のことを言います。とても端的に言えば、価値の売り込みです。

つまり、ただ「強み」を伝えるだけでは不十分。
その強みを活かすことで、企業側にどのような価値が生まれるのかを説明する必要があります。

今回の事例では「周囲のサポートを行うことで、チームの成果向上に繋げられる」という風に書きました。
視野が広いだけでは、何も価値が伝わりませんが、
チームの成果向上に繋がるサポートというのは強力な価値であるといえます。

②定型的な表現を避けることで印象に残る

自己PRの例を調べて真っ先に出てくるのが「はい、私の強みは〇〇です。」という定型文。
よく言われているように、結論から説明するというのは、伝わりやすさの面でとても重要です。

しかし、この定型文を使った時点で、内容が印象には残りにくくなります。
PRで重要なのは印象に残ること、そのために表現を工夫することが重要です。

そのため、今回の例では少しだけ文の形を修正しました。
特に面接の例では、キャッチコピーから始める形とすることで惹き込むことを意識しました。

③行動に視点をおくことで面接官との認識の差を埋める

前章で解説した通り、行動に焦点を置いていることも注目していただきたい点です。

面接官は、あなたのことを知らない状態で、面接の中で人物像を固めなければなりません。
そのため、いかに面接官に自分を知ってもらうかが重要となります。

そこで重要となるのが行動に目を向けること。
行動をエピソード付きで説明すると、それだけでイメージがつくようになります。
行動から書き出すことで、強みがわかりやすくなるだけでなく、伝え方も上手くなるのです。

まとめ|強みの見つけ方と自己PRの作り方

ここまで、自分の強みの見つけ方から、自己PRの作り方まで解説してきました。
この記事の内容を以下にまとめます。

・強みは「どれくらいできるか」ではなく、「何ができるか」で考える
・強みは考えて作るものではなく、日々の行動の中にすでに表れている
・自分の強みを見つけるには、周囲の人に「どの行動を見てそう思ったか」を聞くことが重要
・抽象的な「〇〇力」ではなく、具体的な行動ベースで言語化する
・強みは伝えるだけでなく、その行動がどんな価値を生むかまで示す

これらを押さえることで、自己PRは誰でも作れるようになります。

自己PRは悩む方が多いものですが、この経験を通して自分のことがしっかり整理できれば、
自信にも繋がり、今後の人生でも役に立つことでしょう。

ぜひ一度、自分の行動を振り返りながら自己分析に向き合ってみてください。

以下の記事ではエントリーシートの具体的な作り方を解説しています。
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