薬局実習で怒られる意外な行動とその理由|仕事にも関わる重要な視点

この記事を読んでいるあなたは、もしかして薬局実習で怒られて落ち込んでいるのではないでしょうか。

「怒られた…もう実習に行くのしんどいな」
「薬剤師さん怖いな…そんなに怒られることしたのかな」

そんなふうに感じると、実習へのモチベーションがガクッと下がってしまいますよね。

実際、現場ではときどき厳しい言葉が飛ぶことがあります。
中には、納得できないことを言われて、理不尽に感じる場面もあるかもしれません。

もちろん、薬剤師にも様々います。
意味不明なことでキレる頭の悪い薬剤師も正直います。

でも一方で、学ぶべき点があるのも事実です。なぜなら、薬剤師側から見て
「怒りたくなる理由」が、学生側の行動に隠れていることも多いからです。

そこでこの記事では、意外とよくある“怒られがちな行動”をご紹介。

また、私自身が実際に出会った経験も交えながら、
実習の中でどんなことに気をつければいいのかを、一緒に考えていきます。

どう学んでいくかに繋がる記事ですので、怒られて落ち込んでいる学生こそ、
ぜひ最後まで読んでみてください。

目次

真面目にやってるのになんで?|実習で怒られる事例5選とその理由を薬剤師目線で解説

実習の現場で怒られることは、実はそう珍しいことではありません。

しかし、自分では真面目に取り組んでいるつもりなのに怒られると、納得できないことも多いはず。それは、学生にとっての真面目と社会人にとっての真面目の微妙な違いが原因かもしれません。

やる気がない、遅刻する、言葉遣いが悪い―そんな“明らかなNG”ではないものの、
私が実際に出会って”叱った”事例を紹介します。

・必要最低限の知識が欠けている|実習の土俵に立てていない人
・話の途中で口をはさむ|キャッチボールができない系
・自己判断で動いてしまう|我が道を征くタイプ
・経験することに関心がない|無駄なことはしたくない主義
・相談しない・確認がない |報連相って知ってる?

必要最低限の知識が欠けている|実習の土俵に立てていない人

学生は学びに来ている存在です。知らないことが前提だし、テストでやったことをあまり覚えていないのも普通のことです。

わからないことはどんどん聞くべきだし、私たちも基本的には「何でも聞いてね」という気持ちで対応しています。だけどそれは、本当に必要最低限の知識が足りていなくてもOKという意味ではありません。

例えば、
「ARBという薬は何の薬だったかな?機序はなんだったかな?…忘れたな」
というレベルなら全然問題ありません。
しかし、
「ARBって何ですか?収縮期/拡張期って何ですか?」
というレベルでは一般人に説明しているのと変わりません。

さすがにこれでは、学生側の準備不足というもの。

知識としてわからないことは一度調べてみて、理解できないことを聞くようにしましょう。

自分があまりにも知識不足では?と悩む場合は以下の記事も読んでみてください▼

話の途中で口をはさむ|キャッチボールができない系

会話する中でキャッチボールが成り立たない学生は少なくありません。
特にそれを顕著に感じる瞬間が、話の途中で口を挟まれる時です。

勘違いして欲しくないのは、説明の中で自分の理解を確認すること、あるいは議論の中で反論することは決して悪いことではありません。

良くないのは、相手の話を断絶させること。

話の本筋とズレた内容のことを聞いたり、タイミングを読まないで無造作に話を切り込むと相手の腰を折ることに繋がります。

基本的に話を遮られると人はストレスを感じます。それは誰だろうが同じです。
人が話している最中に確認したい場合などは、一言断りを入れるようにしましょう。

自己判断で動いてしまう|我が道を征くタイプ

自分に自信のあるタイプの学生に多いのが、自分の思う通りにやりたい、というもの。
自分の考えを正しいと思い込む、と言い換えることもできます。

実習に積極的なことはとても素晴らしいことです。
できるようになったこと、任されたことなどは率先して取り組んでもらう方がもちろん良い。

しかし、学生は現場において、1円たりともお金を稼ぐことは出来ませんし、何の責任も取ることができません。実習生が勝手にやった結果、誤ったことをしたら、責任を取るのは薬剤師側です。 

現場は、その場のルールで回っています。ルールや指示には必ず従いましょう。

経験することに関心がない|無駄なことはしたくない主義

逆に経験することに対して消極的な学生もいます。

自信がないくらいであれば問題ありませんが、こちら側から促しても極端なまでに
経験を避けようとする学生を見ると、正直「何しに来たん?」と思わずにはいられません。

また、実習の最初の時点で成果発表のテーマを決めようとしている学生も過去にいました。
テーマをさっさと決めて、それだけを最短でネタ集めしたい。ということでした。

こうなると、やる気がないのかな?と感じざるを得ません。
成果発表のテーマは実習が進んで、経験した中から考えるべきですし、
テーマありきで経験をしようなどというのは言語道断です。

実習は、机の上での勉強だけではわからないことを体験するための学びの場です。

勉強だし、成績がかかってるし、やるべきことをやる、と考えたくなる気持ちもわかりますが、それ以上に楽しんで経験することが学びにおいて一番大事です。

相談しない・確認がない |報連相って知ってる?

特に成果発表の準備などで顕著になるのが報連相ができない学生。
意外と成績が良い子に特徴的です。

成果発表は大学によって方式が異なるでしょうし、薬局ごとにやり方やどこまで関わるのかも異なると思います。

しかし、そうだとしても、実習に深く関わった指導者にはやはり経過を逐一伝えるべき。

全部固まってから見せられても、指導者側も修正のしようがありません。場合によっては大きな修正が必要なこともありますが、時間がなければGoサインを出さざるを得なくなります。そうなって困るのは自分自身です。

(もっとも、その結果をもって失敗と気づくこともないのかもしれませんが…)

どれだけ自信があったとしても、確実に自分は修正すべき点があると心得ましょう。

指導者になっても修正すべき点はあります。社会に出てからも確実に必要となる報連相。
学生の内から意識するようにしましょう。

いかがでしたか?意外に思った部分も、自分にも当てはまっているな、という部分もあるかもしれません。もしそう思った場合は、振り返ってみましょう。

次の章では、実際にあったリアルなエピソードを通して、「怒り」の背景をもう少し掘り下げてみましょう。

実習生の怒られ事例|実際にあったやり取りと怒られた本当の理由

ここでは、私が実際に現場で経験したやり取りをご紹介します。

見た目には「ちょっとした意見の違い」に見えるような場面でも、
実は薬剤師としても、社会人としても問題な行動が隠れていることがあります。

ぜひ「何が問題だったのか」を考えながらエピソードを読み進めてみてください。

それってあなたの感想ですよね|シロップ調剤のメスアップ方式

当時、実習を受け入れていたのは小児科の門前。シロップ剤の調剤が頻繁に訪れます。

実習をしていたAさんからメスアップの方法として、一番近いメモリと一番上のメモリ、
どちらで調整すべきか?とスタッフの薬剤師が質問を受けました。

スタッフから「てっぺんまで」と指示を受けた実習生ですが、その指示に納得がいかなかった様子。その後わたしに「なぜ自分の考えた方ではダメなのか」と聞いてきました。

その質問自体は、まったく問題ありません。
彼女の意見も理屈としては間違っていたわけではなく「どちらが正しいというものでもない」
という前提のうえで、今回のケースでは患者さんの見た目のわかりやすさを重視した判断であることを
丁寧に説明しました。

しかし、彼女から返ってきたのはこんな言葉。

「どっちでもいいなら私が考えた方でも良かったじゃないですか。
ていうか、そんなの見たらわかるでしょ。わかりにくさとかないし

この言葉に、私は思わずこんな言葉を口にしていました。

それって(見たらわかるっていうのは)あなたの感想ですよね?

──まさかのひろゆき爆誕である。

この実習生に欠けていたのは?|私が怒った本当の理由

このやり取りで問題だった点は、実は2つあります。

患者目線の配慮がゼロだったこと

薬剤師は常に「患者さんにとってどうか?」を考えて行動しなければなりません。

その視点を持たず、“自分にはわかるからそれでいい”という判断をすることは、
医療職としてそもそも失格です。

理屈が通っているだけでなく、患者さんが困ったり、誤解する可能性があるならば、
なるべくその可能性を低めるように努力する
──

それが“配慮”であり、現場の判断の基本です。

現場の判断を理解せず、自分の正しさを押し通そうとしたこと

もう一つは、指示の背景や意図を理解しようとせず、 “自分が正しい”という立場だけで会話をしてきたことです。

「自分はこう思うから、相手の判断はおかしい」
という態度はもはや対話ではなく、正しさを押し付ける“勝ち負け”の構図になってしまいます。

自分の意見があるのは良いことです。
でもそれは、相手への敬意と現場への理解があってこそ

この一件は、単に実習生が「反論した」ことが問題だったわけではありません。

配慮のない“正論”が、いかに相手を不快にさせ、信頼を削ってしまうか。
その象徴のようなやり取りでした。

次の章では、こうした違和感の根本にある「配慮の欠如」について、もう少し深掘りしていきます。

怒られる根本的な原因は配慮のなさ|社会人のホンモノのコミュ力とは

ここまで紹介してきた事例を読んで、もしかしたら

「そんなことで、そこまで怒るの?」

と思った方もいるかもしれません。

でも、ここで取り上げた事例には、社会に出てから必ず向き合う“根本的な課題”が潜んでいます。
それが「人への配慮」の有無です。

仕事で求められる他人への配慮|実習で学んでおくべき社会の鉄則

ここでいう配慮とは、単にやさしくすることではありません。

相手がどう感じるか・何を必要としているかを想像し、それを踏まえて行動できることを指します。

【患者さんへの配慮】
・難しい言葉を避け、わかりやすく説明する
・待たせている場合など、状況や理由を早めに伝える
・妊婦さんや子連れのお母さんへの声かけ、椅子まで伺って説明する

こうした「相手に負担をかけないための配慮」は、薬剤師としての基本です。

たとえ自分が「分かるでしょ」と思っていても、相手にとっては伝わっていないかもしれない。
「見たらわかるでしょ」は、実は配慮の欠如の象徴的な言葉でもあります。

【スタッフ間・上司への配慮】
・報告・連絡・相談をこまめにする
・メモを見ればわかることでも、一言状況を伝える
・忙しそうな相手に、伝え方やタイミングを考える

職場では、指示が通っていないと感じられたり、進捗が見えなかったりすると
状況が見えず上司としては不安になります。

こうした小さな積み重ねが「信頼」をつくります。
相手の思考や状況を想像する力が、そのまま“社会人としての信頼性”につながるのです。

立場や経験、状況などによって人の理解は大きく異なります。

説明しても100%理解されるとは限りませんし、書いてあっても見逃すのが人間です。
相手の不安や不満を先回りして潰していくのが仕事の上での「配慮」なのです。

就活でも求められるコミュニケーション能力|その正体は人への配慮

2018年の経団連の調査によると、企業が新卒採用の際に特に重視する点として16年連続でコミュニケーション能力が1位となっています。

引用:2018年度 新卒採用に関するアンケート調査結果

ここでいうコミュニケーション能力というのは、おしゃべりが得意とか、明るい性格といった表面的なものではありません。

仕事をする際には、それぞれの人が判断を行うために「情報」が必要です。

仕事に必要なコミュニケーション能力とは、
「相手に必要な情報を、必要なタイミングで、分かりやすく届けられる力」
であると言い換えることができます。

その前提にあるのが、他人への配慮なのです。
知識があっても、指示通りに動けても、“相手の立場を考えられない人”は信頼されません。

実習中に怒られる理由の多くは、この「配慮のなさ」に起因しています。
これは、今のうちに意識して身につけておけば、社会に出てからの苦労をグッと減らしてくれる力になるはずです。

次章では、「怒られていない=大丈夫」と思い込んでしまうことの落とし穴について、掘り下げていきます。

怒られてはいないけど|実習生にとって最もつらい”指摘されない”こと

これまでの章では、実際に怒られたケースや、その背景にある“配慮の欠如”について説明してきました。
でも、ここでひとつお伝えしたい大切な話があります。

それは―

怒られていないからといって、安心してはいけないということです。

実はイラッとされている?|言われていないだけの可能性も

怒られないからといって、指導者側に全く不満がないわけではありません。
むしろ、指導者やスタッフは学生の顔色や空気を見ながら、言いたいことをグッと堪えている可能性もあります。

・いちいち注意するのが面倒くさい
・どうせ伝わらないと思って諦めている
・自分のストレスになるから放置している

つまり、怒られないまま「見放されている」ことすらあるということです。

怒られなくてラッキー?|実は損しているのかも

実習中、明確に叱られることがなければ「特に何も言われなかったから大丈夫だったんだろうな」と思うかもしれません。

でも、見方を変えれば「何も言われないままスルーされていた」可能性もあるのです。

本来、見直すべきことを指摘してもらえるのは、将来の自分にとってはありがたいことです。

しかし、残酷ながら実習生は社員ではありませんし、売上に直結する存在でもないため、
「無理に育てる必要はない」と考える指導者がいても不思議ではありません。

信頼感が築けていなければ「何も言わずに11週間流して終わってもらえばいい」
判断されることもあるでしょう。

その場合、一番損をするのは結局、実習生自身です。

困った時こそ配慮が重要|状況別対応方法もお伝え

実習では、「何を学ぶか」も大事ですが「自分がどう見られているか」を客観的に見つめる時間でもあります。

もし、あからさまなトラブルではないけれど、“距離”を感じる瞬間があるようなら早めに対処するのがポイントです。

【無症状の場合】

ここまで書いてきた通り、配慮のある対応をしておくことが相手をいらだたせないために一番重要です。

無理に忖度をする必要は全くありません。

コミュニケーションをしっかり取って、分からないことは素直に聞く、
状況を逐一報告するなど相手が不満を感じないようにリスクヘッジしておけば、
実習はより良いものに変わるでしょう。

【軽症の場合】

「怒られてないけど、なんとなく空気が悪い気がする…」

そんなときは「最近、気になることありませんか?」と自分から軽く聞いてみるのも一つの方法です。配慮ができる人は、相手の“気にしてる姿勢”にもちゃんと気づきます。

たとえ完璧でなくても、「改善しようとしている姿勢」は信頼をつくる第一歩です。

忙しそうな中で話しかけると迷惑かな?と思うかも知れません。もちろん時と場合によりますが、基本的には、積極的に聞きに行く方が確実に印象はいいです。

【重症の場合】

完全に嫌われてしまって会話もできない。聞いても適切に答えてもらえない。
そんな場合は、割り切りも重要です。

・相手の指示には表面上100%従う
・心はシャットアウトして、「これは評価を乗り切るためのRPG」と割り切る
・毎日、小さな「今日はちゃんとこなした」を自分で数えて、自尊心を保つ

実務実習は最悪でも“11週間で終わり”です。精神面の消耗を抑えることに全力を注ぐのも重要です。
勿論、度を超えた嫌がらせがあるようなら即行で学校側などに相談しましょう。

最後となる次章では、逆に「怒られたけど気にしなくていい場合」についてお話しします。
落ち込んでしまった人にこそ、ぜひ読んでほしい内容です。

気にしなくていい“怒られ方”|萎縮する必要はない

ここまで読んで「なんか…実習って怖い…」と感じた人もいるかもしれません。
でも、大丈夫。一つ知っておいてほしいことがあります。

それは──

決して「怒られた=自分がダメだったわけじゃない」
ということです。

怒られた=全て実習生が悪いわけではない|納得できない気持ちを大切に

実習では、指導者やスタッフとの相性もあります。理不尽な言い方をされたり、伝え方が感情的だったりする場面に遭遇することも、残念ながらあります。

・明らかに人格否定っぽい言い方をされた
・自分の話をまったく聞いてもらえなかった
・理解できていないことを責めるだけでフォローがない

こういう場面では、「怒られた自分が悪い」と思い込まなくて大丈夫です。
相手側の伝え方や配慮にも問題があるケースは、普通に存在します。

怒られたあとの反省が大事|学ぶべきところは次に活かそう

大切なのは怒られた事実よりも、そのあと反省ができているかどうかです。

・なぜ怒られたのか、自分にできることは何だったか
・もしやり直せるとしたら、どこを変えるべきだったか

気持ちが追いつかなければ少し時間を空けてからでも構いません。

こうした振り返りをした上で自分に見直すべき点が見つかったなら
「じゃあ、次はこうしてみよう」と前向きに動いてみましょう。

そうすれば実習として最高の学びになることでしょう。

怒られても、そのあとで改善すれば、信頼は十分に回復します。
むしろ、「伸びしろがある」と判断して指導してもらえていることも多いのです。

楽しんで実習することを忘れずに|怒られても萎縮しないこと

ここまで「配慮が大事」という話をしてきましたが、それは決して“自分を押し殺すこと”ではありません。

現場のルールを理解しながら、自分も相手も気持ちよく関われるやり方を探していく──
それが、実習を上手く乗り切るうえでの“配慮”です。

怒られることを怖がって、何も動けなくなる必要はありません。

怒られて萎縮してしまう気持ちは誰にでもありますが、世間で可愛がられる人というのは、
多少怒られてもへこたれず、むしろ積極的に話しかけにいく人です。

関わりにくいと感じる相手にこそ、表面的にでも楽しく関わってみる。
それもまた、現場での立ち回りとしては“賢いやり方”かもしれません。

大切なのは、“怒られないこと”ではなく、“怒られても前に進む”こと。
この一言を、ぜひ心に留めておいてください。

まとめ|怒られるのも一周回って良い経験

ここまで読んでくれたあなたは、おそらく実習で怒られた経験がある、
あるいは実習中にうまくいかないことがあって、

「なんでこんなにしんどいんだろう」
「自分って向いてないのかな」

と不安になっているかもしれません。

でも、安心してください。怒られることも、うまくいかないことも、すべて“学び”として未来に繋がっていきます。

最後に、ここまでの内容を、簡単に振り返ってみましょう。

・真面目にやってるつもりでも怒られることがある
 → 学生と社会人では、“真面目さ”の定義が違うこともあります。
・怒られたくないなら、相手への「配慮」がカギ
 → 相手の立場で考える力が、信頼される第一歩になります。
・自分の正しさより、現場への理解を大切にする
 → 意見はあっても、協調性と柔軟性が評価されます。
・怒られない=評価されている、とは限らない
 → 放置・スルーされるのは一番の損失かもしれません。
・怒られても、前を向いて進むことが一番大切
 → 萎縮せず、配慮しながら行動できる人が最終的に信頼されます。

学生の思う“真面目さ”社会で本当に求められる”真面目さ”には乖離があることもあります。
実習の中で、社会で信頼される“配慮ある真面目さ”を今から少しずつ身につけていけたら、
それだけでも十分に価値のある実習になるはずです。

その意味で、実習での「怒られる」という経験は、社会に出てからもっと大きな意味を持つ重要な体験です。

萎縮しすぎず、学びながら、前に進んでいきましょう。
あなたの成長は、ちゃんと誰かが見てくれています。

以下の記事では、実習での失敗や怒られたときの向き合い方について解説しています。
合わせて読むことで行動にもつなげやすくなります▼

>『Formulø』—それは次世代の薬剤師たちに向けた キャリアの処方箋

『Formulø』—それは次世代の薬剤師たちに向けた キャリアの処方箋

由来となったのは、薬学において処方のエッセンスを意味する『Formula』という言葉。 コロナ禍で急速に進んだオンライン化、AIをはじめ、日々進歩するテクノロジーの数々。社会全体が目まぐるしく変化する中で、薬剤師もまた、これまでと同じではいられない。 そんな時代だ。未来の薬剤師を目指す学生や若手薬剤師たちが、見えない将来に不安を感じるのも無理はない。 ーこれから薬剤師を目指すのは間違い?薬学部を目指すのはやめた方がいい? ー薬学部に入ったけど、この先どう進めばいい? ー薬剤師になったけど、将来に希望はあるのか? そんな不安な時代だからこそ、今こそ”処方箋”が必要だ。 『Formulø』は、そんなあなたの疑問に答えるメディア。 現場で働く薬剤師のリアルな声と、これからの薬剤師像を、一緒に見つけていかないか?

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