【薬学部の就活】面接対策の考え方|準備のポイントは「面接は会話」

就活の最大の山場であり、最も重要なイベントである「面接」。

「どんな風に対策をすればいいんだろう?」

「就活のハウツー本を読んでも、なかなか上手くできない」

面接を控えて、そんな悩みを抱えていませんか。

実は、面接対策の“根本”を理解していないと、何をどのように準備すればよいのか分からず、
結果として迷走してしまうことがあります。

そこでこの記事では、テクニック論から入るのではなく、
まず「面接という場の構造」を紐解くところから始めます。

その上で、対策の目的と方法まで整理し、実践に落とし込んでいきます。

面接対策に悩む薬学生にとって、「何のために対策するのか」「どこを目指せばいいのか」が明確になる内容です。
ぜひ最後まで読んで、明日からの就活に活かしてください。

目次

就活における面接|まずは面接がどういうものかを理解する

就活において面接が重要なのは、誰しもお分かりかと思います。
では、面接では一体「何を」見ているのでしょうか。

面接がどういう場なのかは、最終的な目的から逆算して考えると見えてきます。

面接の目的|企業は採用活動をどう捉えている?

就活を理解するために、まずは企業にとっての採用活動、そして面接の目的を考えてみましょう。

企業にとって採用活動の目的は「自社に“マッチ”した人材を採用すること」です。
これはどの企業でも変わりません。

採用や教育には、非常に大きなコストがかかります。それでも新卒採用を行うのは、
将来的に自社を理解し、長く活躍してくれる戦力を育てたいからです。

つまり企業は、5年後、10年後を見据えて採用活動を行っています。

そのため最も重要なのは
「その人材が自社にマッチするかどうか」

マッチする人材を見つけることこそが、採用活動の目的なのです。

面接の目標|面接は人物像を見極めるための最重要ツール

仕事では、最終的な「目的」を達成するために、どのように進めていくかを考えます。
この時に大事になるのが「目標」です。

例)
例えば、沖縄旅行を楽しみたい、という「目的」を考えてみましょう。
まずは沖縄に行くための旅費が必要です。また、沖縄なら車での移動が便利。
運転ができる必要がありますね。

この時、旅費をいくら貯める、とか自動車の免許を取る、というのが「目標」です。

では「自社にマッチする人材を採用する」という目的を達成するために、
企業は何を目標にするのでしょうか。

それが、“人物像を見極めること”です。

ESや履歴書でも情報は得られますが、
実際に話してみると印象が異なることも少なくありません。

だからこそ、実際に会い、対話を通して人となりを確認する。
面接はそのための最重要ツールなのです。

以上、面接の「目的」と「目標」について整理しました。
次章では、この構造を踏まえた上で、面接対策の全体像を解説していきます。

面接対策の全体像|コンテンツと伝え方の2つの軸

面接対策と聞くと、「やることが多すぎる」と感じてしまい、それだけで焦ってしまいますよね。
一つ一つの対策に目を向けていると、何から始めればよいのか分からなくなり、余計に不安になります。

そこでこの章では、面接対策の本質を整理し、全体像を俯瞰できるようにしていきます。

面接対策の軸は2つだけ|コンテンツの充足と伝え方の練習

企業の視点で見ると、面接の目的は「人物像を見極めること」でした。

そのため面接では、企業が重視している内容について質問し、
理解を深めるためにさらに質問が重ねられていきます。

学生側から見ると、面接で評価されるのは
自分の中にあるもののうち、実際に“伝わったもの”だけです。

どれだけ素晴らしい経験をしていても、話していなければ評価されません。

例えば、部活動の経験を中心に話しているのに、突然留学の話が深掘りされることはほとんどありません。
話している内容が、そのまま面接の材料になるのです。

つまり面接対策とは、

・面接官に伝えたい「コンテンツ」を準備すること
・それを適切に伝える「伝え方」を磨くこと

この2つに整理できます。

面接で伝える内容|自己分析と企業研究がコンテンツになる

就活でよく耳にする自己分析と企業研究。
実はこれこそが、面接で伝えるべき「コンテンツ」そのものです。

企業が知りたいのは、主に次の2点です。

・この人はどんな考え方をするのか
・本当に自社で働きたいと思っているのか

どんな仕事でも、「考えて行動する力」が求められます。
だからこそ企業は、これまで何を考え、どう選択してきたのかを知ろうとします。

自己分析は、「自分は何をどう考える人間なのか」を言語化する作業。
企業研究は、「その企業をどこまで理解しているか」を深める作業。

この2つを組み合わせたものが、面接で話す“中身”になります。

面接での伝え方|プレゼンとコミュニケーションが練習のキモ

コンテンツが準備できても、伝え方が悪ければ、面接官に十分に理解してもらえません。
そこで必要になるのが、伝え方の練習です。

面接での伝え方は、大きく2つに分けられます。

① プレゼン
 あらかじめ整理した内容を、わかりやすく伝える力。

例:「弊社を志望した理由を教えてください」

これは事前に準備した内容を論理立てて伝える場面です。

② コミュニケーション
 その場での質問に対して、適切に答える力。

例:「どうしてそう考えたのですか?」→「それは…」

これは流れが決まっていない中で、相手の意図を理解しながら答える力が求められます。

面接では、この「プレゼン」と「コミュニケーション」の2つが組み合わさっています。

だからこそ、まずは「自分が準備して話す部分」と、「その場で応答する部分」を分けて意識することが大切です。

そして、それぞれを個別に練習した上で、最終的に一つの流れとして組み合わせていく。
それが面接における「伝え方の練習」です。

面接対策は、突き詰めればこの2軸に整理できます。
そう考えると、「やることが多すぎる」と感じていた面接対策も、少し見通しが立ってきませんか?

次章からは、まず「コンテンツ」の作り方から具体的に解説していきます。

面接対策としての自己分析と企業研究|コンテンツの作り方

ここからは、先に説明した面接対策のコンテンツについて、実際にどのように作っていけばよいのか?
そのやり方を具体的に説明します。

自己分析や企業研究をするべき、というのは分かっていても、実際にどのように行えばいいのかわからず、
面接で撃沈する人は少なくありません。

ここではそれぞれの目的に沿って方法を解説していきます。

自己分析と企業研究の目的|目的から逆算する面接対策の方法

まずは、自己分析と企業研究の“目的”を整理しましょう。

自己分析とは、これまでの経験を棚卸しし、自分が何をしてきたのか、なぜそれを選んできたのか、
何に興味を感じ、どんな価値観を持っているのかを言語化する作業です。

就活における自己分析の目的は、主に次の3つです。

・面接という場で、自分という商品の強みを明確にすること
・自分の興味・関心の方向性を把握すること
・どの企業で価値を発揮できるのかを見極めること

これが明確になることで、「どんな企業を選ぶべきか」の基準が見えてきます。

一方、企業研究とは、応募先の企業について理解を深める作業です。
具体的には、その企業が何を重視しているのか、どのような理念で運営しているのか、
業界内でどのような立ち位置にあるのか、などを整理していきます。

企業研究の目的は次の通りです。

・自分の応募する企業そのものの理解を深めること。
・自分がその企業にマッチしている部分、貢献できそうな部分を探すこと。
・どの順番・どの切り口で伝えるかを考えるために、企業を理解すること。

自己分析によって企業選びの基準を持ち、その基準をもとに企業を理解する。
この2つが揃って初めて、「マッチ度」を説明できるようになります。

これらの目的を踏まえて、やり方を考えていきましょう。

自己分析のやり方|3つの到達目標と達成するための行動の仕方

就活ではさまざまな自己分析ツールが紹介されていますが、
実際にやってみても「結局よく分からない」と感じる人は少なくありません。

そこで重要になるのが、自己分析の考え方と、それを実際に進めるための行動方法を知ることです。

まず、就活における自己分析の到達目標は次の3つです。

・一番モチベーションが湧くこと、集中できることは何か(興味)
・一番やりたくないこと、やっていて嫌なことは何か(負荷)
・人と一緒に物事を行う中で自分はどのように振る舞ってきたか(立ち位置)

この3つを知るために、次の順序で自分の経験を書き出してみましょう。

1)大学で経験したことを書き出す

まずは大学に入ってから経験したことを、次の3つに分けてとにかく書き出します。

A:プライベート
B:学校の行事・勉強関連
C:どちらか迷うもの(両方に関係するものなど)

このときのポイントは、イベント単位で書き出すことです。

2)その中で行った具体的な行動を書き出す

次に、それぞれのイベントの中で自分が行った具体的な行動を書き出します。

できるだけ細かく書くのがポイントです。
樹形図を作るイメージで、行動を分解していきましょう。

3)行動ごとに感情の印をつける

書き出した行動の中で、

・楽しかった
・嬉しかった
・ワクワクした
・ドキドキした

といったポジティブな感情のものには(〇)を、

・嫌だった
・苦しかった
・辛かった
・逃げたかった
・イライラした

といったネガティブな感情のものには(✕)をつけます。

4)どのような形で行動したのかを書き出す

最後に、その行動が

①協力して行ったもの
②役割を分担して行ったもの
③一人で行ったもの

のどれに当てはまるのかを書き出します。

例)

例えば次のようなケースを考えてみます。

1)事例を書き出す
プライベートなら「友人と旅行に行った」、学業なら「学会発表をした」が出てきたとします。

2)行動を書き出す

友人との旅行を例に考えましょう。旅行の際には

・行き先をLINEで相談した
・飛行機とホテルの予約をした
・〇〇(観光スポット)へ行った

などの行動が考えられます。

3)それぞれに感情の印をつける

LINE相談:なかなか決まらなくてイライラした(✕)
予約:得意なので自分から請け負った(〇)
観光:どうしても行きたい場所があり別行動した(〇)

4)どのように行動したかを書く

LINEでの相談:協力して行った
予約:役割分担(他の人は運転や支払いなどを担当)
観光:一人で行動

ここまで落とし込むと、「あのときワクワクしたな」「このときはイライラしたな」といった感情が
自然と思い出されるようになります。

すると、「自分は相談においては、寄り道しないでサクッと決めたいタイプだ」とか
「予約などの事務作業は得意だ」「自分のやりたいことは一人でもやり抜くタイプだ」
などと見えてきます。

このように感情が伴ったエピソードこそが、自分の感情と行動を結びつける事実であり、
面接で語る材料にもなるのです。

企業研究のやり方|企業のことを理解するための3つの視点

企業研究では、多くの場合その企業のHPやSNSを確認すると思います。

しかし、どの部分を見てどのように読み取ればよいのかが分からないと、
企業研究は表面的なものになってしまいます。

そこで企業研究では、次の3つの視点を意識することが重要です。

・その企業が誰を対象に事業を行っているのか
・その企業の価値観がどこに表れているのか
・その企業がどのような人を採用しているのか

ポイントは、企業の言葉よりも行動や事実に目を向けることです。

企業のHPには理念や方針が書かれていますが、それだけでは企業の実態は分かりません。
書かれている情報から、その企業が実際に何を大事にしているのかを読み取ることが重要です。

① 誰を対象にした事業なのかを見る

まずはHPの中で、製品情報や顧客向けのページを見てみましょう。

例えば製薬会社であれば、製品を見れば得意としている疾患領域や、
同種同効薬の中での立ち位置が見えてきます。

薬局であれば、患者向けに紹介されているサービスなどを見ることで、
その薬局がどのような患者層を想定しているのかが分かります。

企業は必ず「誰に価値を提供するのか」を考えて事業を行っています。

例えば、以前流行したタピオカドリンクは子供から大人まで楽しめる商品ですが、
実際には10〜20代の女性を主なターゲットとしていたと考えられます。

このように、誰を対象にしているのかを見ることで、その企業がどこに価値を提供しようとしているのかが見えてきます。

② 理念がどこに表れているかを見る

次に、企業理念を確認しましょう。

企業理念は抽象的に書かれていることが多いため、それだけ読んでも実態は分かりません。

重要なのは、その理念がどのような行動として表れているのかを見ることです。

例えば「社員を大切にする」と書かれていた場合でも、

・給与や福利厚生に反映されているのか
・安全対策や働きやすい仕組みが整っているのか
・社員同士の交流を重視しているのか

など、具体的な表れ方は企業ごとに異なります。
理念だけを見るのではなく、その理念がどの部分に現れているのかを確認することが重要です。

③ どのような人を採用しているのかを見る

最後に、採用情報や先輩社員の声、代表者メッセージなどを確認しましょう。
特にこの部分には、その企業の雰囲気が表れます。

例えば

・アットホーム
・明るくハキハキした雰囲気
・真面目で規律を重んじる雰囲気

など、企業ごとに特徴があります。

こうした情報をもとに、さらに会社説明会や職場見学などで実際の雰囲気を確認していくことで、
効果的な企業研究になります。

以上、自己分析と企業研究については深掘りすればもっと色々な要素がありますが、
基本的で行動に則した部分を今回は取り上げました。

次の章では、伝え方に関する面接対策について解説していきます。

面接対策としての伝え方の練習|伝える力は練習の積み重ねで強化する

面接は「商談の場」に例えられることがあります。
つまり、自分という人材を企業に伝える営業の場でもあるということです。

このとき重要になるのが「伝え方」。
どれだけ良い経験や考えを持っていても、それが相手に伝わらなければ評価にはつながりません。

せっかく準備したコンテンツも、伝え方が悪ければ十分に理解してもらえないのです。

そこでこの章では、面接対策としてどのように伝える力を磨けばよいのか、
具体的な練習方法を解説していきます。

プレゼンの練習|構造的な論理の流れを意識して話す

まずはプレゼンの練習方法について説明します。

ここでいうプレゼンとは、志望動機や自己PRなど、
あらかじめ準備してきた内容を伝える場面を指します。

多くの人は、原稿を作り、それを一言一句覚えようとします。
この方法自体は間違いではありませんが、意識しておきたいポイントが2つあります。

①原稿を暗記するのではなく、話の構造を覚える

一言一句覚えようとすると、思い出しながら話す形になりやすく、
結果として会話が不自然になってしまいます。

そのため、文章を覚えるのではなく話の順番(構造)を決めておくことが重要です。

例えば志望動機であれば、次のような構造で話すことができます。

例:志望動機の構造
・企業との接点を感じたエピソード
・企業に対するイメージとその理由
・自分が就職活動で大切にしている価値観

この順番を決めておくことで、言葉が多少変わっても、論理の流れを崩さずに話すことができるようになります。

②話しながら言いづらい部分を修正する

練習をしていると、話していて言葉に詰まる部分や、流れが途切れてしまう部分が出てきます。
その部分は、より言いやすい言葉に変えていきましょう。

こうして修正を重ねることで、
原稿を暗記しなくても自然に話せる形が出来上がっていきます。

また、話し方にも意識を向けてみましょう。

・ここは強調する
・ここは感情を込めて話す

といったポイントを考えながら練習すると、より伝わりやすいプレゼンになります。

最初はうまく話せないかもしれません。しかし、繰り返し練習すれば必ず話せるようになります。
むしろ、練習でできないことは本番ではできません。

「何も見ずにスムーズに話せる」状態になるまで、必ず練習を重ねましょう。

コミュニケーションの練習|質問の意図を考えて答える

続いてコミュニケーションの練習です。
ここでは、面接官からの質問に対してその場で答えるやり取りを指します。

コミュニケーションの練習は、プレゼンの練習がある程度できてから行うのが効果的です。

なぜなら、面接は次のような流れで進むことが多いからです。

①面接官が広い質問をする
     ▼
②志望動機などをプレゼンする
     ▼
③その内容をさらに深掘りする質問が続く

つまり、コミュニケーションの多くは自分が話した内容に対する追加質問なのです。
そのため、プレゼンの内容がしっかり頭に入っていないと、 質問への回答もうまくできません。

逆に言えば、プレゼンの準備ができていれば、コミュニケーションの難易度は大きく下がります。

練習方法は主に2つあります。

①模擬面接を行う

大学のキャリアセンターや就職支援サービスでは、模擬面接を行っていることが多いです。
また、友人や家族に協力してもらって練習するのもよいでしょう。

実際に人と対話することで、質問の意図を考えながら答える練習ができます。

ただし、面接練習だからといって、必ずしも本番のように30分通して行う必要はありません。

友人同士で練習する場合は、ターン制で質問をいくつか投げてもらうようにしましょう。
答えに詰まった場合はその場で無理に考え込まず、次の質問に進んでしまって構いません。

最初に決めた数の質問をこなしたらターン終了。
答えられなかった質問については、あとで回答を整理しましょう。

なお、うまく答えられなかった時に批判するのはやめましょう。

面接で答えに詰まる質問は、自分の弱点が見つかったということでもあります。
そうした質問を振り返り、準備を深めていく意識が大切です。

②自分で質問を作る

もう一つの方法は、自分のプレゼン内容に対して深掘り質問を自分で作ることです。

例えば次のような質問です。

・なぜその経験が印象に残っているのか
・そのとき何を考えて行動したのか
・そこから何を学んだのか

こうした質問に対して、頭の中から答えを引き出す練習を行います。
こうすることで、練習相手がいない時でもブラッシュアップを図ることができます。

以上、面接の練習方法について説明しました。

面接の伝え方は、特別な才能ではなく、練習量によって確実に向上するスキルです。
効率ばかりを考えるのではなく、まずは実際に話す練習を重ねることが大切です。

繰り返し練習することで、自分の考えを自然に伝えられるようになっていきます。

面接はコミュニケーション|会話として意識する面接対策

ここまで、面接対策として

・コンテンツを作ること
・伝え方を練習すること

について説明してきました。

しかし、最終的に理解しておきたいのは、面接はあくまで「会話」であるということです。

就活を始めたばかりの頃は「何を話せばよいのか」を必死に考えてしまいます。
その結果、志望動機や自己PRを一言一句覚えようとしてしまうことも少なくありません。

ですが、面接は暗記した文章を読み上げる場ではありません。
本来は、面接官と学生が互いを理解するための会話の場なのです。

面接は会話の場|暗記した文章を話す場ではない

面接では、

・志望動機を教えてください
・なぜそう考えたのですか
・もう少し詳しく教えてください

といった形で、質問と回答が繰り返されます。

つまり面接は、準備した文章をそのまま話す場ではなく、自分の考えをもとに会話をする場なのです。

そのため、一言一句覚えた文章を思い出しながら話してしまうと、
かえって会話が不自然になってしまいます。

大切なのは、覚えた文章を話すことではなく、質問に対して自分の考えを伝えることです。

本当の面接対策|準備とは「会話の引き出し」を作ること

とはいえ、何の準備もせずに面接に臨むのは現実的ではありません。

ここまで説明してきた

・自己分析
・企業研究
・プレゼン/コミュニケーション練習

は、その会話をスムーズに行うための準備です。

自分の経験や考えを整理しておくことで、質問に対して自然に答えられるようになります。
考えてみると、私たちは普段の会話でもある程度の準備をしています。

例えば、

・面白い話を求められたときに思い出すエピソード
・地元を案内するときに連れていきたいお店
・誰かに相談されたときに話す自分の経験

このような「話の引き出し」を、多くの人は無意識のうちに持っています。

面接の準備も、それと同じです。

自己分析や企業研究を通して、自分の経験や考えを整理しておくことで、
必要なときにその引き出しから話を取り出せるようになるのです。

面接と日常会話の違い|社会人としての会話のポイント

もちろん、面接は普段の雑談と全く同じというわけではありません。
社会人としての礼儀や言葉遣いには注意が必要ですし、相手の質問の意図を理解して答えることも大切です。

しかし本質的には、面接は特別なものではありません。

準備を重ねて自分の考えを整理できていれば、あとは面接官との会話の中で、
その考えを伝えていくだけなのです。

面接を「試験」として構えるのではなく、自分の考えを伝える会話の場として捉えること。

それが、面接で自然に話せるようになるための最も大切な考え方です。

まとめ|面接対策のポイント

以上、ここまで面接対策の全体像について解説してきました。
最後にこの記事のポイントを以下に整理しておきます。

・面接の目的は「企業と自分のマッチ度を確認すること」である
・面接対策は「コンテンツ(自己分析・企業研究)」と「伝え方」の2つに整理できる
・自己分析では「興味・負荷・立ち位置」を理解することが重要
・企業研究では「誰に価値を提供している企業なのか」と「理念がどこに表れているのか」を読み取る
・面接は暗記した文章を話す場ではなく、自分の考えを伝える会話の場である

面接は特別な試験ではありません。
自分の経験や考えを整理し、相手に伝える準備ができていれば、あとは会話の中でそれを伝えていくだけです。

面接対策を「何を話すかを覚えること」と考えるのではなく、
自分の考えを整理し、会話できる状態を作ることとして捉えてみましょう。

そうすればきっとあなたに合った就職先と出会うことができるはずです。

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